「過干渉な上司」からメンタルを守る3つの極意 在宅で評価が上がるマイクロマネジメント対策
なぜ上司はマイクロマネジメント化するのか
私は企業向けのセミナー講師という仕事柄、上司層、部下層を問わず、多くのビジネスパーソンと話をする機会があります。昨年のコロナショック以降、テレワークで働く人が増えた頃から、こんな悩みをよく聞くようになりました。「上司が15分おきに報告を求めてくる」「1日中ビデオ会議システムをオンカメラで立ち上げておくよう指示された」「マウスが15分動かないと『何をやっているのか』と質問される」など。
このほかにも、「指示がやけに細かい」「重箱の隅をつつくようにチェックしてくる」といった声もあり、上司が新しい働き方に対応しきれず、マイクロマネジメント化が進んでいるのではないかと強く感じました。
なぜ上司はマイクロマネジメント化するのでしょうか。その動機の根底には、「管理職としてきちんと管理をしたい」という気持ちがあるはずです。それ自体は悪いことではなく、むしろ仕事熱心。ただ、「きちんと管理する」ことの中身になるアクションが、おかしな方向へと向かってしまっているのです。
一方で部下からすれば、「仕事熱心な上司だから受け入れよう」ということにはなりません。上司対応に追われれば、肝心の仕事がはかどりませんし、メンタル面のダメージも蓄積していくことでしょう。このままでは、あなたも上司も不幸なので、対処法を考えましょう。
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