ちなみに在宅で働くクリスさんいわく、以前はオフィスまで通勤して会社でより高いポジションに就くことが女性にとっても重要だと思われていたが、今ではレアジョブ英会話のように、家に居ながら働くという選択肢も浸透し始めているという。こうした社会全体の女性の働き方に対する価値観の変化も、同社を後押ししているかもしれない。
「日本を1000万人が英語を話せる国に」
さらなる会社の成長のために、「英語を必ず話せるようにならなくてはならない」という非常に強い決意を持たない人でも、途中で挫折することなく学習を継続できるよう、サービスを改良していくことが重要だという。退会してしまういちばんの理由は、英語を上達させる緊急度合いが低く、仕事が忙しいからなのだそうだ。
そのための手だてを考えるうえで加藤氏は、「レアジョブ英会話には業界最多の1700以上の教材があるが、このことが逆に顧客を混乱させている」という課題感を持っている。これを克服するために、顧客の苦手なポイントや目標に対する習熟度を踏まえ、最適なカリキュラムを提示するコースの提供を予定しているという。
「イメージしているのは自動車学校。こちらで提示したその顧客に合ったカリキュラムをこなしていってもらえば、卒業する頃には必ず英語を話せるようになっている。そんなサービスにしていきたい」(加藤氏)。
加藤氏は「日本人1000万人を英語が話せるようにする」というミッションを掲げている。「これは絶対やりたい」(同氏)と。
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