Tポイント、Ponta、楽天、フェイスブック、LINE……今、伸びている企業は「ポイント・会員制」サービスをどのように活用し尽くしているのか? このたび『「ポイント・会員制サービス」入門』を上梓された安岡寛道さんに、同サービスの現状や今後企業が取り組むべき点などをお聞きしました。
日本企業を強くするための一助にしたい
――この本を書こうと思ったきっかけは何でしょうか?
世の中で会員制サービス、会員組織を提供している事業者は多いのにこれらについて書かれている書籍がほとんどありませんでした。たまに雑誌で特集されているのはありましたが、それも一過性のものでありました。
そこで、私がこれまで経営コンサルティングを行ってきた知識や知恵をできるだけ簡潔にまとめ、世の中に共有し、日本企業を強くするための一助にしたいと考えました。
なお、ポイントプログラムについては、既に2006年に「企業通貨」と呼ばれるため、それらを踏まえた初めてのビジネス向けの書籍を共著(リーダーは安岡)で執筆しましたが、この機会に両者の入門書を描こうと考えました。もちろん、ポイントについては、会員制サービスの一つであり、これらを包含する意味でも会員制サービスの書籍をと考えたのがきっかけです。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら