「朝はカリブ海で波乗り」米NYの超大胆な働き方 マイアミやカリブ海に逃避する人が急増

拡大
縮小

では実際にワ―ケーションしてデジタルノマドを実践する人々はどんな生活を送っているのでしょう? 今回はIT業界に務めるアメリカ人のエランさんと金融業界に務めるカナダ人のキムさんに話を伺いました。

■Case A エランさん

──現在はどこに滞在していますか?

 自宅の目の前にある海でサーフィンを楽しむエランさん(写真:LEON編集部)

10月からプエルトリコのアグアディヤ在住です。

──出身とプエルトリコに行く前の滞在先は?

カリフォルニアのアーバイン出身です。プエルトリコの前はブルックリンに住んでいました。その後、ユタ州やワイオミング州、モンタナ州をロードトリップしていました。

リモートが続く限り住む

──なぜワーケーションを始めましたか?

プエルトリコは1年中気候もよく、探索するところもたくさんあるので! プエルトリコとニューヨークは時差がそれほどないので、リモートが可能な私の仕事には問題ない場所。朝、サーフィンをする余裕があるほどです。プエルトリコはアメリカの領土なのでビザを取る必要はありません。リモートが続く限り住もうと思っています!

まさにこの景色はカリブ海で過ごすワーケーションの醍醐味です(写真:LEON編集部)

──プエルトリコでの過ごし方は?

目の前が海なので、ローカルなスポットでサーフィンをします。自然も豊かなので休みの日はハイキングをするのも楽しみのひとつです。

──ワーケーションをする利点は?

リモートになったことで仕事以外の時間を最大限に活用できるようになりました。毎朝数時間、仕事の前にサーフィンをするのですが、仕事でストレスがたまっても、翌朝が楽しみなのでリセットできます。また、新たな場所で暮らすことで新しい場所の文化や習慣を知ることができます。そうした習慣を教えてくれる地元の人がいるのがラッキーです。

──ワーケーションで課題となることは?

リモートによって人とのつながり、チームとのつながりなどのコミュニケーションを今まで以上に取るように意識しないといけないと感じています。

次ページカナダ人のキムさんはどう答えた?
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT