「朝はカリブ海で波乗り」米NYの超大胆な働き方 マイアミやカリブ海に逃避する人が急増
コロナ禍で刻々と変化するニューヨークの現状を元LEON編集部の菅 礼子がお届けする本シリーズ。
厳しい寒さとともにコロナウイルスはまだまだ拡大中。そんなこともあって寒いニューヨークからマイアミやカリブ海へと逃避するアメリカ人が急増中です。コロナ禍でキーワードとなった“ワーケーション”ですが、なにやら羨ましそうな響き。こんな働き方を実践している方々に話を伺いました。
マンハッタンはあちこちで無料のPCR検査を実施
ニューヨークタイムズ紙によると、4月初旬に第1波を迎えたニューヨーク州は4月4日の感染者数が過去最高の1万2274人を記録しました。しかし12月に入って感染者は悪夢のようだった4月に迫る勢いで、12月4日の感染者数は1万1274人となっています。
日本とは違い、マンハッタンのあちこちで無料のPCR検査が受けられるということもあり、日本よりも感染しているかどうかをすぐに確認しやすい環境であるということは確かではあります。
アメリカ人たちはPCR検査慣れをしていて、クリスマス休暇で田舎に帰ろうという人が帰省前にPCR検査を受けて「陰性」を家族に証明してから帰省、なんてことも多いのです。
第1波の訪れた春からニューヨークを離れた人は45万人以上と言われていますが、こうした状況もあって、ニューヨークで冬を越さない選択をする人たちが急増しています。
アメリカ人はサイドビジネスやパラレルキャリアが当たり前という社会。自由な働き方をしている人が多いので、荷物をまとめて好きな場所から仕事をしようという「ワーケーション」を実践している人も多いんです。
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