「43年後のアイ・ラヴ・ユー」は壮大な純愛物語だ シェイクスピアの名場面織り交ぜ壮大な愛描く
アルツハイマー病を発症したかつての恋人に、43年越しにもう一度「愛してる」と伝えたいと思った男は、アルツハイマーのフリをするという一世一代のうそを思いつく――。
映画『43年後のアイ・ラヴ・ユー』(2021年1月15日全国公開予定)は、人生最大のうそが最高の奇跡を呼び起こすさまを描き出した感動のラブストーリーだ。
ハリウッド界の名優、ブルース・ダーンが主演
主役を務めるブルース・ダーンは、アルフレッド・ヒッチコック、ロジャー・コーマン、クエンティン・タランティーノなど数々の鬼才監督や巨匠監督に愛されたハリウッドのレジェンド。2013年の主演映画『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』では、第66回カンヌ国際映画祭主演男優賞を史上最年長で受賞し、第86回アカデミー賞&第71回ゴールデン・グローブ賞の主演男優賞にダブルノミネートされるなど、賞レースをにぎわした。
本作はダーンにとってはその『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』以来の主演作となる。これまで数多くの悪役を演じてきた彼が、ここではまっすぐで純粋で、どこか憎めない、チャーミングな老人を好演している。
本作のヒロインとなるリリィを演じるのは、フランスの演劇界で最も権威のあるモリエール賞の最優秀女優賞に3度ノミネートされたカロリーヌ・シロル。ダーンとの共演を「彼のようなキャリアのある人間との共演は感動的だった」と振り返っている。そのほか、ブライアン・コックス、シエンナ・ギロリー、ベロニカ・フォルケといった実力派が絶妙な演技のアンサンブルを見せている。
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