「43年後のアイ・ラヴ・ユー」は壮大な純愛物語だ シェイクスピアの名場面織り交ぜ壮大な愛描く

拡大
縮小
2021年1月15日公開予定の『43年後のアイ・ラヴ・ユー』。主演はハリウッドの名優、ブルース・ダーン(左)。ヒロインのリリィを演じるのは、フランス演劇界の名女優カロリーヌ・シロルが務める (東洋経済オンライン読者向け「オンライン試写会」への応募はこちら) © 2019 CREATE ENTERTAINMENT, LAZONA, KAMEL FILMS, TORNADO FILMS AIE, FCOMME FILM . All rights reserved.

アルツハイマー病を発症したかつての恋人に、43年越しにもう一度「愛してる」と伝えたいと思った男は、アルツハイマーのフリをするという一世一代のうそを思いつく――。

映画『43年後のアイ・ラヴ・ユー』(2021年1月15日全国公開予定)は、人生最大のうそが最高の奇跡を呼び起こすさまを描き出した感動のラブストーリーだ。

ハリウッド界の名優、ブルース・ダーンが主演

主役を務めるブルース・ダーンは、アルフレッド・ヒッチコック、ロジャー・コーマン、クエンティン・タランティーノなど数々の鬼才監督や巨匠監督に愛されたハリウッドのレジェンド。2013年の主演映画『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』では、第66回カンヌ国際映画祭主演男優賞を史上最年長で受賞し、第86回アカデミー賞&第71回ゴールデン・グローブ賞の主演男優賞にダブルノミネートされるなど、賞レースをにぎわした。

1月8日(金)に独占オンライン試写会を実施します(上記画像をクリックするとオンライン試写会応募画面にジャンプします)

本作はダーンにとってはその『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』以来の主演作となる。これまで数多くの悪役を演じてきた彼が、ここではまっすぐで純粋で、どこか憎めない、チャーミングな老人を好演している。

本作のヒロインとなるリリィを演じるのは、フランスの演劇界で最も権威のあるモリエール賞の最優秀女優賞に3度ノミネートされたカロリーヌ・シロル。ダーンとの共演を「彼のようなキャリアのある人間との共演は感動的だった」と振り返っている。そのほか、ブライアン・コックス、シエンナ・ギロリー、ベロニカ・フォルケといった実力派が絶妙な演技のアンサンブルを見せている。

次ページ作品のあらすじ
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT