コロナで「人生の決断3つ」に起きた共通の変化 婚活・転職・大学進学、各領域で何が起きたか

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そんな中で、学生の要望に応える形で一気に広がったのが「Webオープンキャンパス」。高校生の認知率も76%と高く、市民権を得始めている状況。参加率はまだ17%と低いですが、参加意向は約70%に上り、「知らない」から「行ってみたい」に変化しつつあります。

Webオープンキャンパスでは、各大学がさまざまな趣向を凝らしています。東洋大学では、オンデマンド体験型を取り入れ、リアルでできないことをすべてバーチャルに移行。大学・学部紹介やキャンパスツアーなどさまざまな情報をアーカイブ化したほか、640本以上の「Web体験授業」を公開、1カ月で約4万人が視聴するに至っています。

リアルタイムでの体験重視も

龍谷大学では、リアルタイムでの体験を重視し、オンリーワンイベントで接点を強化しつつアプリでコミュニケーションの深化を図っています。「27hLive」と題した27時間ぶっ続けのオープンキャンパスは、学生が主導で魅力を発信し、YouTube感覚で気軽に見ることができる仕立てに。視聴者数は5万以上、詳しい情報が得られるアプリダウンロード数は約5000に上り、接触者数の拡大に成功しています。

これまでのオープンキャンパスでは、大学をリアルに体感できる一方で、複数の大学へ足を運ぶためには「時間・距離・お金」の面で課題がありました。Webオープンキャンパスにより、どこからでも、お金をかけずに高校生と大学の新たなマッチングが広がりつつあります。

もちろん、キャンパスの雰囲気はリアルな体験にはかなわず、Web上ですべてを完結することはできませんが、気軽に多くの大学を知る機会が増えたことで、より自分の志向に合致した大学選びができるようになり、入学後のミスマッチ減少も期待されます。

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