47歳のシンパパが元妻への怒りを解消できた訳 離婚後7年間、考え続けた「娘の母親」の重要性

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子どもを育てやすい環境や社会資源のある都市に引っ越し、ベビーグッズをそろえ、出産を待った。

「出産予定日の1カ月前だった。彼女から突如メールが来て『本当にあなたは1人で育てられるのですか? 私も育てたい……』と。連絡をとり、子どもには父母がそろっていたほうがいいと話し合い、出産予定日1週間前に籍を入れました。でも、その結婚は2カ月も保ちませんでした」

「いのちの電話」を介して知った妻の苦悩

出産後、彼女は育休をとらず、産後4週間での復職を予定していた。復職1日目、彼女は青い顔で帰ってくると、「やっぱり私に、この子は育てられない」と言った。そして、自室に引きこもった。

「どこかに電話をかけている気配はしていました。でも、それがどこなのかはわからなかった」

翌日、彼女は「具合が悪い」と職場を休んだ。と、まだ午前9時にもならないうちに、家に保健師が訪ねてきた。

「僕が娘を抱いてあやしながら玄関に出たら、すごい形相で『奥さまは?』と。『奥で寝ていますよ』と言ったらその部屋に入っていき、30〜40分ほど話していたかと思ったら、彼女と保健師の2人でバタバタッと出ていってしまいました」

一浩さんは置かれた状況が理解できず、保健センターに問い合わせをした。そのときはっきりとした説明がなく、夕方になってようやく事情が知らされた。

彼女が昨晩、電話をかけた先は「いのちの電話」。彼女の様子がおかしいので「いのちの電話」を介し自治体の保健センターに連絡が入り、保健師が家庭訪問をした。保健師は、まずは児童虐待を疑っていた。しかし訪ねてみたら、子どもは父親にあやされてニコニコしている。それで母親である彼女と話をしたところ、精神科受診の必要があると判断。急いで病院に連れていったとのことだった。

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