横浜「キリンとチーター」が共存する動物園の今 希少動物の宝庫でもある「ズーラシア」を探訪
ズーラシアの正式名称は「横浜市立よこはま動物園」。「ズーラシア」は愛称で、公募で選ばれた。1999年開園と、首都圏の動物園の中では新しい。公立であることが意外に思えるほど、テーマパークのような楽しさに溢れている。
東京ドーム10個分の広さがあり、アジアの熱帯林、中央アジアの高地、アフリカのサバンナなど世界の気候帯・地域別に8つのゾーンが再現され、「世界旅行ができる動物園」を謳っている。
また、野生で生息している環境をできるだけ再現しているのも特徴的だ。
日本でズーラシアにしかいない希少動物も
日本中でズーラシアでしか見られない希少動物も多い。アカアシドゥクラングール、セスジキノボリカンガルー、モウコノロバ、ドール、テングザル――。名前も聞いたことがない動物も多いのではないだろうか。絶滅危惧種にも指定されている彼らの生態が見られるのも、一つの魅力だ。


















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