スバル、インプレッサ買うならどのグレード? 1.6Lモデルが200万円とコスパ抜群で狙い目!

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2Lハイブリッドのe-BOXERが追加されたことでパワートレインは3種類に拡大(写真:SUBARU)

新たにe-BOXERモデルが追加されたことで、1.6Lガソリン、2.0Lガソリン、2.0Lハイブリッドと3種類のパワートレインが選択できるようになったインプレッサ。それだけにどのパワートレインをチョイスするかは悩ましいところだ。

通常モデルで燃費を優先するのであればハイブリッドを……となるところだが、実はインプレッサにはそれはあまり当てはまらない。カタログ燃費(WLTCモード燃費)で見てみると、1.6Lが13.5km/L、2.0Lが13.4km/L、ハイブリッドが15.2km/L(すべてAWDでの数値。2.0LはG4の値)とほとんど大差ないのである。

では、ハイブリッドを選ぶメリットはなにか? それはモーターアシストが生み出す力強い走りだろう。回転数が上がるにつれてトルクが出てくるエンジンとは異なり、ゼロから最大トルクを発生できるモーターは、ゼロ発進時や再加速のときにグッとアシストしてくれる。そのため、2.0Lという排気量以上の爽快な走りを実現してくれるというわけだ。

 

価格を考えれば1.6Lモデルという選択もあり

気になる価格差は、ハッチバックに「2.0i-L EyeSight」のAWDモデルがなくなってしまったので直接の比較はできないが、従来型の「2.0i-L EyeSight」のAWDモデルと比較すると9万9000円高となる(継続販売されるセダンの「2.0i-L EyeSight」のAWDモデルも同価格)。1クラス上の加速性能が手に入ると考えれば決して高くないコストと言えるだろう。

一方、1.6Lモデルも燃費性能を見ると2.0Lガソリンモデルとほとんど大差はない。自動車税の区分も1.6Lと2.0Lは同じなので、購入後の維持コストはほとんど同一となるだろう。

ただし、出力は2.0Lガソリンにくらべて28kW/48N・mも低くなってしまう。とはいえ、2.0Lガソリンモデルに比べると24万2000円も安価なので、手ごろな価格で先進安全装備のEyeSightを備えたモデルが欲しいという人には悪くない選択肢となるハズだ。

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