スバル水平対向エンジンの音が変わった理由

独特のボクサーサウンドは聞けなくなるのか

「レガシィ」2003年モデルに搭載されていた2.0L水平対向4気筒 DOHC16バルブデュアルAVCS ツインスクロールターボエンジン(写真:スバル グローバルメディアサイト)

水平対向4気筒エンジンを搭載している

「レガシィ」「インプレッサ」「フォレスター」――。SUBARU(スバル)の乗用車は、軽自動車を除いて初代のスバル1000以来、水平対向4気筒エンジンを搭載している(アルシオーネなど一時期には6気筒エンジンもあったが、現在はない)。

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そのエンジン排気音を正確に文字化するのはちょっと難しいが、筆者のイメージでは「ボロロロッ」とか、「ボロボロボロ~」というように、他の直列4気筒エンジンの「ブルルンッ」とか「ブォ~」、「バリバリバリ」とは違った独特な音色をしていた。やや低めの音色そのものもそうだが、排気音の連続性がなく、節目のあるとぎれとぎれの音に聞こえてくるのが、ボクサーエンジンともよばれる水平対向エンジンを積むスバル車の特徴だった。

水平対向エンジンの例として、ほかに現存するのはドイツのポルシェであり、その起源をたどるとフォルクスワーゲンの初代市販車となるタイプ1(通称ビートル)も、水平対向エンジンを搭載していた。

スバル車愛好家をスバリストと呼んだりするが、彼らがスバル車を愛する理由の1つに、このボクサーサウンドとも呼ばれる独特な排気音があったのも事実だ。だが、近年ではそうした独特の排気音をほとんど意識させないようになっている。

スバル1000の時代から、同じ水平対向4気筒エンジンを採用しているのに、なぜ排気音が変わってきたのか? 答えは、ガソリン燃焼後の排気のさせ方が変わったからである。

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