「炎の呼吸」はfire(火)ではなく英語でもflame(炎)を使っています。「蛇の呼吸」はsnake(ヘビ)ではなくserpent(ヘビ)のほうが使われています。どちらも「ヘビ」という意味ですが、serpentのほうが「大きな毒ヘビ」のイメージです。どれも直訳されている感じですので、これは覚えやすそう!
「水の呼吸」の型一覧
それぞれの呼吸には「型」と呼ばれる技が複数存在しています。呼吸によってその数は異なるのですが、番号が振られ、名前がつけられています。今回は、炭治郎や冨岡義勇の使う「水の呼吸」の型を取り上げてみましょう。ほかの呼吸の型が英語でどのように訳されているのか興味のある方は、ぜひ英語版のコミックにチャレンジしてみてください!
どの技も、なかなか上手に訳されていて、ちょっと感動しました。興味のある方は、じっくり日本語と英語を見比べて確認してみてください。冨岡義勇の編み出した「拾壱ノ型 凪」のcalmという単語はぜひ覚えておくといいでしょう。形容詞としてのcalm(穏やかな)は皆さんご存じだと思いますが、名詞では「凪」という意味で使うんです。ちなみに「凪」というのは「風が止んで波が穏やかになったさま」を表しますが、間合いに入ったすべてを無に帰すというこの型にふさわしい名前ですよね。
「型」にはformを使い、番号順に序数でfirst、second、thirdとつけていきます。例えば、「捌(はち)ノ型」であればEighth Formとなります。また、水の呼吸の型の変形に「乱」や「曲」などが登場しますが、これらはそれぞれturbulent(荒れ狂った)、curve(曲がった)という単語を使います。
Sixth Form (オフィシャル訳:陸〔ろく〕の型)
Water Breathing Ninth Form: Splashing Water Flow – Turbulent
(オフィシャル訳:水の呼吸 玖ノ型 水流飛沫・乱)
Water Breathing Seventh Form: Drop Ripple Thrust – Curve
(オフィシャル訳:水の呼吸 漆ノ型 雫波紋突き・曲)
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