新Apple Watchが70代の母親にも必要な理由 「ファミリー共有設定」で離れて見守る安心感
家族間でApple Watchを活用する方法をご紹介。テクノロジーの進化は、人とのつながりをより強く、より安全で幸せに、導いてくれるとわかりました。
本連載の初回の記事で投げかけた「時計本体2つ、持ってて意味あるの?」に対する回答を、今回は掘り下げます。
ずばり、複数持ちは意味あります。それは、<ファミリー共有設定>が使えるから。
70代の母でもApple Watchが使えた!
まずは自分のiPhoneと、2つのApple Watchをペアリング(=連動させること)。このときのApple WatchはSeries5でも6でも、通信サービスへ加入していて、最新のOS7にアップデートしてあれば大丈夫。1つは自分で使って、もう1つは70代の母親に持たせるのです。
うちの母はiPhoneではなくてドコモのらくらくフォンですが、そこは大丈夫。Apple Watchさえ常時つけさせておけば、離れて住んでいても、ちゃんと体を動かしてるか、何か異常が起きてないか、私のiPhoneで知ることができます。
Apple Watchから電話をかけたりメッセージを送りあったりもできますが、年老いた母に細かい操作を伝えるのは面倒なので、なにかあったらSiriに聞くように伝えています。これで、「○○に電話」とSiriに言うだけで通話も可能。思い出せない漢字も、明日の天気も、最近はどんどんSiriに聞いているようです。