ダイエットの味方「鶏胸肉」ふっくらさせるコツ 料理にひと手間加えることでおいしさもアップ

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この手法は新しく生み出したものではなく、古くからある考え方です。かたまり肉をハムにするために漬けるソミュール液や、クリスマスに食べる七面鳥の丸焼きを作るときに漬けるブライン液と同じ考え方です。

これらの液をシンプルにしたものが塩糖水なのです。パサつきがちな食材をおいしく食べられる術として日々の食事作りに役立てられています。

上手にたんぱく質を取って筋肉量をアップ

ダイエット中のたんぱく質不足にも、塩糖水は低脂肪高たんぱく食材において力を発揮します。バランスよくたんぱく質を取りながらダイエットできます。

筋肉量を増やすにはたんぱく質が必須。欲をいえば軽い筋トレなどのあとに低脂肪高たんぱくの食品を取ることがおすすめです。加熱によるパサつきが気になる低脂肪高たんぱく食材も、しっとり柔らかく食べられます。

その他にも塩糖水漬けのよいところは、食材の中まで均一に薄い塩味が入っているので、塩分のとりすぎも防げるところです。生活習慣病が気になるかたにもおすすめです。

(塩糖水漬けの材料)
粗塩 小さじ2/3(約3g)
砂糖 大さじ1/2(約5g)
水 100ml
*肉や魚200~300gに対して。

1)上記の材料をポリ袋に入れて巾着状に上部を寄せ、袋をふって溶かす。

肉や魚を塩糖水に漬け込む(写真:本書より引用)

2)肉や魚を入れて全体に液が浸るようにならし、空気を抜いて口を縛り、冷蔵庫で3時間以上おく。

漬け込み作業はこれだけ。こうして漬け込んだものは、あらゆる料理に展開できます。

 

塩糖水を使ったレシピ(写真:本書より引用)

【塩糖水漬けを使ったレシピ】 
オーブントースターで、鶏肉とアボカド、トマトの重ね焼き

<材料> 鶏むね肉の塩糖水漬け(1枚)こしょう(少量)アボカド(大1個) トマト(大1個) オリーブ油(大さじ1)マヨネーズ(約大さじ1)

<作り方>
1:鶏むね肉の塩糖水漬けは水気をきり、ペーパータオルで水気を拭く。1cm厚さのそぎ切りにしてこしょうをふる。

アボカドは縦半分に切り、種を取って皮をむき、1cm厚さに切る。トマトは縦半分に切ってへたを取り、1cm厚さに切る。


2:耐熱皿に1をトマト→鶏肉→アボカド→鶏肉の順に斜めに重ねる。オリーブ油を回しかけ、オーブントースターで鶏肉に火が通るまで約10分焼く。

3:鶏肉に火が通ったらマヨネーズを全体にかけ、再び3~5分焼く。

『おいしくなって保存もきく! 塩糖水漬けレシピ』(世界文化社)書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

その他にも、鶏むね肉はピカタやクリームシチュー、鶏しゃぶなど。豚ももかたまり肉ではハム作りもできます。

肉なら4~5日、魚は2~3日そのまま冷蔵庫で保存できるので、まとめ買いしたときもとりあえず漬けておくと安心です。

どんな料理に仕上げるのかは食べる当日考えれば充分。たんぱく質を上手にとりながら、手軽においしくダイエットができる「塩糖水漬け」をぜひ一度お試しください。

(構成:篠崎由紀/ライター)

上田 淳子 料理研究家

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うえだ じゅんこ / Junko Ueda

調理師専門学校の西洋料理研究職員を経て渡欧。ヨーロッパや日本のレストランなどで修業後、家庭でも再現しやすいシンプルフレンチや、無理しない「ふだんの食事」をベースに料理家として幅広く活躍する。プライベートではすでに成人した双子の母。子育てと仕事の両立経験を活かしたリアルなレシピが好評。

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