ダイエットの味方「鶏胸肉」ふっくらさせるコツ 料理にひと手間加えることでおいしさもアップ
不要不急の外出の規制が始まったのが今年の2月。4月から5月下旬までの自粛期間を経てもコロナ前の生活に戻ることはなく、日々の運動量は減っています。毎日の通勤や仕事での移動が思った以上にカロリーや体力を消費していたことを実感します。
外出で気分転換できない分、食に楽しみを見い出す傾向も見られます。お取り寄せなどでリッチな食事をしたり、オンライン飲み会を含め自宅でお酒を楽しむ機会が多くなったりと、「動かない+食べる=太る」というわかりやすい状態に陥ります。これがクセになるとコロナ太りは止まらなくなり危険! 考えただけでゾッとします。
また、単純に体重が増えるだけではなく、体が重く感じて駅の階段を上り下りするだけで息が切れるということはありませんか。これは動かないことで筋力も低下しているから。
筋力が低下すると、疲れやすいだけでなく、基礎代謝も落ちて太りやすくなります。冬になるとますます体に脂肪を溜め込みやすくなるので、このあたりで気を引き締めてダイエットを始めましょう。
おいしくダイエットするなら「塩糖水漬け」
ダイエットといっても無理は続きません。できればおいしく食べながらコロナ太りを解消したい。そんなかたにおすすめの調理法をご紹介します。それは「塩糖水漬け」といい、肉や魚を「塩・砂糖・水」を混ぜた液体(=塩糖水)に漬けて調理するという手法です。塩と砂糖を溶かした水に漬けるだけでダイエットになるの?
いえいえもちろんそうではありません。脂肪分の少ないパサつきがちな肉や魚を塩糖水に漬けておくと、しっとりふっくら柔らかく仕上がり、驚くほどおいしく食べられるから、ダイエットを続けるのに最適なのです。
例えば低脂肪の鶏むね肉は加熱するとパサパサになり調理法が限られるので、そうたびたび食べたい部位ではありません。しかし、この塩糖水漬けにするとしっとり柔らかく、さまざまな料理に仕上げることができ飽きずに食べられます。また、適度な塩味が入ることで噛むほどに旨みが増し満足度もアップ。ダイエット中の食事とは思えないおいしさです。
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