「1いいねで〇〇」で超絶バズった作品の舞台裏 ツイッターへの何気ない投稿が絵本になった

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まずは失敗してもいいし、失敗をしたとしても、気軽に超えられるハードルが超えられればよしとして、最低限の反省をして次に生かす。ちょっとずつ、ちょっとずつ改良していくと、不思議と技術もあがりますし、要領もつかめてきます。

完璧というのは自分の中の頭の中にだけ存在するのもの。自分が作ったイメージだけで完結するよりも偶然や寄り道がいい結果をもたらすことのほうが多い。そうわかったときに、僕は完璧を求めるよりも、変化していくことや、そこから生まれるフォロワーさんとの関係性を楽しむことのほうが自分にとっても実りがあると思うようになりました。

3日坊主でもまた挑戦すればいい

好きだったことを無理に続けようとして嫌いになってしまったら元も子もないので、まずは続けるためにするのではなく、なんとなく投稿してみて楽しかったら次の日も投稿してみて、1日1日が気づけばつながっていくのが理想なんじゃないかと思います。

3日坊主になってしまったとしても、別の新しいものに挑戦してみたり、それがまた3日坊主であっても、そうやって絶えず何かアクションすることで自分の中に色んな「3日坊主コレクション」ができて、ある日突然、点と点がつながるように、自分なりの最良の方法が見つかることも多いです。僕自身がそんな点と点がつながって今があります。

「1いいねで1日成長する赤ちゃん」が元となっている絵本『君の中のぼく』

3日坊主も続ければ「3日坊主のプロ」になれるわけです。色んなことを3日試してその結果を投稿していくとか(笑)

僕も、作品アカウントをはじめたときはフォロワー十数人でした。毎日続けていくと、不思議なもので時折誰かの心に深く届いたり、そこから広がって多くの方に見てもらえるものになったりと、その積み重ねが今につながっています。

SNSの面白いところはそういった「好き」がつながっていくところです。今でもどうやったら面白い投稿ができるかな?今の時期に投稿したら楽しんでくれる作品はなんだろう?と試行錯誤しながら投稿しています。

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