「1いいねで〇〇」で超絶バズった作品の舞台裏 ツイッターへの何気ない投稿が絵本になった

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この作品を描いているうちに、そんな思いが伝わればいいなと思いました。結果、僕の過去の体験を作品につなげられたことが、自分にとっても救いとなりました。

ツイッターに投稿し続けるコツは、「自分が楽しいと思えることを題材にすること」だといいます。

好きだからこそ考えたくなる、それを伝えたくなる。その気持ちを自分自身が素直に発見して、発信することが大切だと思います。

形式的なことでいえば、作品や投稿に連続性を持たせると続けやすい。たとえば、1つのキャラクターがいて、その日ごとにアイテムを変えてみたり、投稿する日が何の日か調べて、それに合ったシチュエーションを加えてみたり。1つのモチーフに対して、毎日バリエーションを変えて楽しむのがいいと思います。

無理して続けない、完璧を求めない

投稿していく中でフォロワーさんからの反応をもらえることも続ける上での励みになります。楽しんでくれている、待ってくれている人がいるという存在はとても大きいです。

イラストレーターのおおのたろうさん

コメントからヒントを得て生まれる作品もあったりするので、自分1人だけで続けることに加えて、見てくれている方に向けて投稿を考えることも刺激になります。

そして、最も大事なことは、無理して続けようとしない、完璧を求めないこと。「毎日続ける」というところでは、とても大事なことなのではないかと思います。

完璧を求めすぎると一度で力を使い果たしてしまい、次に動く力が無くなって最後には続けることもできなくなってしまう。そんな経験が僕にもありました。

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