AIロボットと人間は、いかにして共存していくのかーー。そんな近未来をリアルに描き出したのが、漫画『バディドッグ』だ。
20××年、あるスーパー人工知能が、アメリカ国防省から逃亡した。それが日本に上陸、かつて国内で量産されたペットロボット・バディドッグに乗り移ってしまう。
バディドッグ・通称「バド」が出会ったのは、平均的なサラリーマン・相沢だった。なぜか相沢をいたく気に入ったバドは、彼についていき、相沢のマンションで家族とともに暮らすことに。一家はバドの“変犬”ぶりに右往左往させられながらも、社会の中のさまざまな”真理”に気づかされていくーー。
果たして人工知能は人類の相棒(バディ)か? それとも敵なのか?人工知能との共存は人に、社会にどんなインパクトをもたらすのか。
漫画『バディドッグ』(小学館)より抜粋してお届けします。
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ほその ふじひこ / Fujihiko Hosono
1959年12月2日東京都生まれ。1979年、マンガ少年(朝日ソノラマ)にて原作に高千穂遙を迎えた『クラッシャージョウ』でデビュー。1981年に増刊少年サンデー(小学館)にて『さすがの猿飛』を連載開始。学園ラブコメにお色気要素を絡め中高生を中心にブレイク。その後『どっきりドクター』『Gu-Guガンモ』『太郎』『ダブルフェイス』など、数々のヒット作を出す。現在はビッグコミックにて『バブル・ザムライ』、ビッグコミック増刊号にて『ギャラリーフェイク』を連載中。
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フリーランスのサイエンスライター。NHKディレクターを経て1997年からフリーライターに。脳科学、ロボティクス、インターフェースデザイン分野を中心に、科学技術分野全般を対象に取材執筆を行う。ロボット分野関連の連載はインプレス「PC Watch」での「人と機械の境界面」、ソフトバンク「ビジネス+IT」での「森山和道のロボット基礎講座」、「ロボスタ」での「森山和道のロボットのみかた」など。
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