医師が推薦、お腹がぐんと凹む「最強の間食」5選 「簡単」「低糖質」食べて内臓脂肪を落とす武器

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最後の「最強の間食」は、「果物、ナッツ、チーズ」です。

【5】種類を選べば「果物」も問題なし

〈おすすめの果物〉
・キウイフルーツ、グレープフルーツ、アボカド、みかん、いちご、
 りんご、ブルーベリー、パッションフルーツ

果物には果糖が含まれますが、それほど血糖値を上げません。これは、果糖の一部はブドウ糖に変換されるものの、多くは果糖のままで吸収されて肝臓で直接代謝されるためといわれます。

ただし、柿、ブドウ、メロン、スイカなど、甘みの強い果物は血糖値を上げるという報告があるので避けたほうが無難でしょう。また果糖は、血糖値は上げないものの、体脂肪になりやすいので、くれぐれも食べすぎないようにしてください。

果物には「ビタミン」「ミネラル」「食物繊維」が豊富に含まれますから、上手に選べば、とてもいいおやつとなってくれるはずです。ヨーグルトに果物をトッピングするのもいいですね。

このほか、ナッツやチーズなども血糖値が上昇しづらく、食べ応えがあるのでおすすめです。

「最強の間食」でストレスも解消

ダイエットで無理にガマンすると、その後の食事をドカ食いしてしまうなどして、かえって食後の血糖値が急上昇しやすくなることも指摘されています。何よりもストレスがたまっては、ダイエットが長続きしません

そんなときに、この「最強の間食」を活用すれば、ダイエットを無理なく、長く続けることができます。

ぜひ「最強の間食」を、内臓脂肪を落としお腹を凹ませる「最強の武器」に使ってみてください。

池谷 敏郎 医学博士/池谷医院院長

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いけたに としろう / Toshiro Iketani

1962年、東京都生まれ。医療法人社団池谷医院院長。東京医科大学医学部卒業後、同大学病院第二内科に入局。1997年、医療法人社団池谷医院理事長兼院長に就任。専門は内科、循環器科。現在も臨床現場に立つ。生活習慣病、血管・心臓などの循環器系のエキスパートとして、数々のテレビ出演、雑誌・新聞への寄稿、講演など多方面で活躍中。東京医科大学循環器内科客員講師、日本内科学会認定総合内科専門医、日本循環器学会循環器専門医。著書に『体内の「炎症」を抑えると、病気にならない!』(三笠書房)、『「血管を鍛える」と超健康になる!』『血管の名医が教える15歳若返る習慣』(ともに知的生きかた文庫)などがある。

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