「自己肯定感が低い」が一瞬で変わる!5大秘訣 猪狩ともか「視点と考え方を変えるコツがある」
入院中、ある女の子のツイートを見つけました。
彼女は自殺を考えて死のうと思ったとき、私やアイドルグループの女の子たちが、苦しくてもファンの方の前で一生懸命頑張る姿を見て、勇気づけられたといいます。
それを見て、事故の直後に事務所の社長に言われた「ある言葉」を思い出しました。
「猪狩が今後も自分のことを発信していく道を選んだら、多くの人を勇気づけることができる」
「例えば『死のう』と思っている人が、猪狩の姿を見て、『もう少し頑張ろう』って思ってくれるかもしれない。猪狩はこれから、そういう存在になるんだよ」
この言葉を聞いたときには、「自分が本当にそんな存在になる」なんて想像もつきませんでした。でも、そのツイートを見たとき、「人を勇気づける存在」に近づけたような気がしました。
社長は、私が仮面女子に昇格できず、悩んでいた頃にも、「まずは自分のために頑張りなさい。猪狩を見てくれる人が増えれば、自分のためにやっていることが人のためになるよ」と言ってくださったことがありました。
初めての始球式を終え、たくさんの人から「夢をかなえる姿に勇気をもらった」と言ってもらえたとき、この言葉の意味がわかりました。
そこで思ったのは、ほんの少しでも人を元気づけ、勇気を与えることができたら、それは「自分の自信」となり、「生きる糧」になるということ。
投げかけたことは、自分に返ってくるんですね。
自分を大切にできるのは「自分」しかいない
私もそうなのですが、「自己肯定感の低い人」は、「自分1人で勝手に悪いほうに考えて悩んでいることが多い」のではないでしょうか。
でも、ほんのちょっと「視点」と「考え方」を変えて捉え直すことで、物事はずいぶん違って見えることがあります。
事故に遭ってつくづく思ったのは、「どんなときでも、自分を認めて愛してあげるのは自分しかいない」ということです。
私だって、昔は自己肯定が低いところから、いまのような「前向き思考」に変わることができました。「自分で自分に『ナイフ』を向けてどうするんだ」「自分を大切できるのは『自分』しかいない」、そう思えば、きっと誰でも変わることができる、私は心からそう思っています。
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