シャープが医療・福祉分野の事業発展のカギとするのは、これまで開発してきた自社のデバイスとその技術力を組み合わせることだ。代表的なものが「世界の亀山」ブランドで喧伝していた液晶パネルなどの高画質映像技術とスマホやPCで培った情報通信技術である。
8日の会見で例示した高速通信規格「5G」によるオンライン診療も単にリモート通信のソフトを開発、提供するというのではないという。「8Kを使ったツール、モニターをしっかり使う」(津末氏)と話し、シャープ独自の技術と製品があるから可能になるサービスであることを強調する。
通信やAI技術を駆使する
診察時には患者の顔色や患部の状況などを正確に把握する必要がある。ただ、オンライン診療ではモニターなど画面を通しての診察のため、顔色や患部の状態が表示されるディスプレイやカメラなど撮影機器の性能によっては正確に診断できない可能性もある。シャープは高画質である自社の8Kモニターやカメラを応用する。
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