大坂なおみが7枚のマスクで訴えたかったこと 黒人被害者の名前入り「議論始めるきっかけに」

印刷
A
A
 人種差別撤廃を訴え、黒人被害者の名前入りマスクを着けて今年の全米OPに臨んだ女子テニスの大坂なおみが、12日の決勝戦後にその意図について、「人々が議論を始めるきっかけを作りたかった」と語った。ニューヨークで8月31日から9月12日までの間に撮影(2020年 ロイター/Robert Deutsch and Danielle Parhizkaran-USA TODAY Sports/via REUTERS)

[ニューヨーク 13日 ロイター] - 人種差別撤廃を訴え、黒人被害者の名前入りマスクを着けて今年の全米オープン(OP)に臨んだ女子テニスの大坂なおみが、12日の決勝戦後にその意図について、「人々が議論を始めるきっかけを作りたかった」と語った。

大坂は12日のシングルス決勝を制し、自身3回目となる四大大会優勝を飾った。日本人の母とカリブ海の島国ハイチ出身の父を持つ同選手は、1回戦から決勝までの試合数に合わせて用意していた7枚の黒人被害者の名前入りマスクを全て着用。最後のマスクには、2014年に米オハイオ州で警官の発砲を受け、12歳で亡くなった黒人少年タミル・ライス君の名前が入っていた。

決勝戦後のインタビューで、マスクを着用した意図を聞かれた大坂は「人々が(人種差別についての)議論を始めるきっかけを作りたかった」と回答。「より多くの名前を見せたいと思ったことで、もっと勝利したいという気持ちが湧いたように思う。それが私をさらに強くした」と続けた。

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
「研究職600人雇い止め」理化学研究所に走る衝撃
「研究職600人雇い止め」理化学研究所に走る衝撃
日野自動車「データ改ざん」による重すぎる代償
日野自動車「データ改ざん」による重すぎる代償
マンションで急増「宅配ロッカー」が突く新課題
マンションで急増「宅配ロッカー」が突く新課題
「からあげ」業界、激烈なブームの「賞味期限」
「からあげ」業界、激烈なブームの「賞味期限」
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT