アラフォー「女性4人の共同生活」の意外な実際

結婚でも1人暮らしでもない「第3の道」

女性4人の合理的かつ快適な共同生活、その実際とは? (写真:藤谷さん提供)

「結婚するのが当たり前」という社会ではなくなり、単身者の世帯が年々増えている。「自由気ままな生活を送りたい」と願う一方で、将来を見渡すと高い家賃や単身暮らしならではの不安が頭をよぎってしまう――。そんな人も多いのではないだろうか。

新型コロナウイルス流行の影響により、在宅勤務・外出自粛を余儀なくされた単身者の中には、「誰かと暮らしたい」「おしゃべり相手が欲しい」と、人恋しさを感じる人もいる。

そんな中、気の合う友人たちと、便利な都内で共同生活を楽しむアラフォー女性がいる。フリーランスライターの藤谷千明さん(39歳)だ。

藤谷さんは、駅徒歩15分、家賃21万円の5LDKを、女性4人でシェアして暮らしている。築年数は古いが、綺麗にリフォームされた一軒家が生活の舞台。それぞれの個室と、広いリビングとお風呂、そして4人で持ち寄った漫画やゲームが詰まった「趣味部屋」で構成されている。

そんな暮らしの様子をWEBメディアでエッセイにしたところ、「超理想!」「オタクシェアハウス最高じゃん……」と多くの人に共感されて話題に。今月『オタク女子が、4人で暮らしてみたら。』(幻冬舎)として書籍化された。

真っ先に頭をよぎったのは…

藤谷さんが、なんとも楽しげな暮らしをスタートするきっかけとなったのは、同棲していた恋人との別れだった。10年以上生活をともにした彼と別れ、突然の引っ越しを余儀なくされた。そして真っ先に頭をよぎったのは、孤独死のリスクだった。

自立した大人とはいえ、都会で高い家賃を支払いながら、老後資金を貯蓄するのは簡単ではない。人恋しさもあり、また誰かと一緒に住みたいと考えた。

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