投資のプロが断言「日本の経営者、ここが問題」 投資の見方が180度変わる「世界の当たり前」

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姫野:金利が超低い世界、じゃあ長期に「投資をするなら株!」ってことになりますけど、やっぱり株式投資って怖いイメージがありますよね……。

ケイ:僕もそうだったからよくわかるけど、それはものすごく日本人的な間違った感覚だよ(笑)。世界での株式投資の「当たり前」を知れば、そんなことは思わなくなるだろう。

姫野:世界の当たり前? どういうことですか?

ケイ:それを説明する前に、姫野さんにいいニュースを教えよう。姫野さんが外国企業の株式に投資をすることで、アマゾンやグーグルの経営者と、明日からでも「経済的に同じ立場」に立てるんだよ。

姫野:ん? アマゾンやグーグルの社長さん……。そんなわけないじゃないですか!

ケイ:思ったとおりの反応だ(笑)。じゃあ、説明しよう。

こんなに違う!?日本と世界の経営者の給料の受け取り方

ケイ:次のグラフを見てみて。これは会社の経営者の「給料の受け取り方」をまとめたものだ(外部配信先ではグラフを閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)。

「経営者の給料に占める自社株式の割合」

姫野:えーーっ! お給料の受け取り方が全然違います。アメリカの経営者は7割もが株だなんて……。

ケイ:びっくりするよね。海外の経営者は、主に「自社の株式」で報酬を受け取っているんだ。しかも株式でもらう給料は、受け取るまで数年かかったり、任期中は売却の制限があったりする。

姫野:あ! 株価の上下でもらえる給料が変わるということは、株主になれば「一般市民の私」も「大企業の経営者」も、ある意味「同じ立場」に立てるってことですね。

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