この先「稼げなくなる人」と稼ぐ人の決定的な差 アマチュアのままプロになれなければ残れない

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(出所)『コロナ後に生き残る会社 食える仕事 稼げる働き方』(東洋経済新報社)
① 「代替可能性」が低い職業で「付加価値」が高い(プロ)人材→スター
② 「代替可能性」が高い職業で「付加価値」が高い(プロ)人材→サバイバー
③ 「代替可能性」が低い職業で「付加価値」が低い(アマ)人材→コモディティ
④ 「代替可能性」が高い職業で「付加価値」が低い(アマ)人材→ユースレス
(102ページより)

例えばAIという先端技術に精通する高度技術者は、少なくともこれからしばらくの間は確実に「スター」ということになる。

ちなみに遠藤氏は経営コンサルタントだが、職業としてのそれは公認会計士と同様にAIの影響を受けることになるという。だが、AIには提供できない付加価値の高いサービスを提供できるのであれば、「サバイバー」としてもやっていけるだろうと予測している。

そう考えるとAIの存在価値が大きいと考えたくもなるが、仮にAIなどの先端テクノロジーに絡んでいたとしても、並みの技術や経験しかないのであれば、「コモディティ」として生き延びていくのがやっとかもしれない。

そしてもし「運転」という仕事に従事している人だったとしたら、自動運転が普及した段階で「ユースレス(無価値)」になってしまう可能性がある。

当然、「食える人」は「スター」と「サバイバー」だ。「コモディティ」はなんとか食えるかもしれないが、しかし安泰とはいえない立場。そして「ユースレス」は淘汰され、消えていくか、きわめて低賃金に甘んじるしかない。

コロナ後においては、「どの職業に就くか」はもちろん大事だが、それ以上に「付加価値の高いプロ人材になりえるか」どうかが、キャリア上の成否を決めるといっても過言ではない。(104ページより)

「プロフェッショナルの時代」がやってくる

だが、日本のビジネスシーンで「プロ化」が進む理由は、コロナ・ショックやテクノロジーの進化ばかりではない。つまり日本企業の多くも、いまや「プロフェッショナル」を求めているのである。

もはや昭和の高度経済成長を背景とした成長モデルが通用しないことは、コロナ以前から明らかだった。平成の時代には、「みんなで汗水たらして真面目に働けば、みんなが豊かになる」という経営モデルがきしみ始めたが、多くの日本企業は昭和の成長モデルを引きずったまま、変革には乗り出さなかった。

次ページ「人が生み出す価値には歴然とした差がある」という現実
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