SNSで仕事を広げる人が実践する鉄板のコツ5選 自分のメモを起点に発信方法を人と少しズラす
はじめのうちは、あくまで「自分のためのメモ」
SNSやブログにおける発信は、はじめのうちはなるべく期待値を下げて、あくまで「自分のためのメモ」と思うこと。しかし、ある程度慣れて続けることができるようになったら、今度は小さな工夫を施したいものです。少し工夫をするだけで、自分のためのメモからさらにコミュニケーションが生まれるようになるのです。
コメントがつくなどしてくると、人とのつながりができ、ネットワークが広がっていきます。発信が相手の記憶に残り、印象、信頼感が形成されていきます。それらがネットの世界を超えて、リアルにまで反映されるようになってくるのです。
自分のためのメモからコミュニケーションを生むコツは、発信の方法を人とは少しズラすことです。メモの書き方、発信の仕方をズラすと、メモを起点にコミュニケーションが生まれるまでの時間を短縮できます。
それも、プルのコミュニケーションのメリットをうまく利用します。つまり、「読んで読んで」とプッシュのコミュニケーションで「押す」のではなく、相手がメモを読みたくなるように工夫をして、相手を「引き寄せ」ていきます。一見回り道のように見えますが、このほうが結果的に近道ができ、拡散のスピードも速くなります。
例えば、ぼくは興味のあるスタートアップが出てきたら、まずその会社の興味あるサービスや商品のニュースをもとにブログを書きます。創業したばかりのスタートアップはたいていエゴサーチ(自分の名前や自社名で検索すること)をしていますから、先方がぼくのブログを見つけて、「書いてくれてありがとうございます」などと会話をもちかけてくれます。
自分からいきなり「お話を聞きにいってもいいですか?」と言うより、「ブログで紹介してくれた人」という状態からスタートできるので、コミュニケーションのハードルが下がります。リアルの出会いにつなげるのもはるかにラクになるのです。
メディアに顔を売りたいと思ったときも、いきなり「会ってもらえませんか?」と言うより、そのメディアに合うメモをブログ上に30本ぐらいアップしておき、「こういう感じの記事を書けます」と言ったほうがはるかに会ってもらいやすくなります。
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