プロが分析!大学入試共通テスト「化学」のツボ

「化学・化学基礎編」を乗り切るコツ

「大学入学共通テスト」に移行した際、化学の出題傾向はどう変わるのでしょうか(写真:Fast&Slow/PIXTA)  
2020年(2019年度)、大学入試センター試験が廃止され、2021年(2020年度)1月より、いよいよ「大学入学共通テスト」に移行する。「記述式」や「民間試験導入の有無」、加えて「新型コロナウイルス」などの問題も山積するなか、「共通テスト」元年の受験生はどのように立ち向えばいいのか? それぞれの教科別に対策法を、各教科の受験指導エキスパートに伝授してもらう。
今回は化学について、『大学入学共通テスト 化学の点数が面白いほどとれる本』を執筆した、東進ハイスクール・東進衛星予備校講師/駿台予備学校講師、橋爪健作氏が解説する。

大学大学共通テストで化学はどう変わる?

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、多くの大学がオンライン授業を行っており、新大学1年生の多くはキャンパスに通えていません。サークル活動や通学時間がなくなることで、大学生は自由に使える時間が増えました。

そのため、大学1年生でありながら大学受験生(通常は仮面浪人といいますが、今年に限っては受験勉強に相当時間が使えているので宅浪生に近い)という人がそれなりにいると聞いています。とくに超難関国公立大は、例年よりも厳しい受験になりそうです。

この記事を読んでいる人の多くは受験生やその保護者だと思いますので、「共通テスト化学」を受験するにあたって、とくに注意してほしいことを先にお伝えします。

[共通テストの注意点]
・共通テストの化学では、センター試験化学で出題されていた選択問題は出題されません
・「計算問題の解答の数値を(選ぶではなく)埋めさせる形式」や「解答が前問の解答と連動する問題」などのセンター試験になかった新しい出題形式が採用される可能性があります

以下、理系が受験する「共通テスト化学」について述べますが、その多くは文系が受験する「共通テスト化学基礎」にもあてはまる内容です。

以下が、センター試験との違いです。

次ページ比較してみると
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