老化はなぜ進むのか 遺伝子レベルで解明された巧妙なメカニズム 近藤祥司著
人が老化することは避けられないが、老化を遅らせることは可能であろう。
本書は、医学博士である著者が、老化のメカニズムと老化研究の最前線をわかりやすく解説したもの。ノーベル賞受賞で話題のテロメアから、iPS細胞、がん抑制遺伝子、酸化ストレスまで、老化の原因となる仮説の数々が取り上げられている。
人が老化の果てに死に至るとするならば、生活習慣病や致死的疾患にかかりやすくなることを老化の過程ととらえることができる。つまり、病気の予防もアンチエイジングなのだ。老化していくとどのような病気になるのかを理解して、個々の疾患を予防、あるいは早期治療することが大事だとも論じている。
ブルーバックス 861円
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