「三日坊主になる人」はやり方が少しズレている 習慣化を妨げる"3つの強敵"とはこう戦う
出版界で有名な書籍のヒットメーカー・柿内尚文氏。近著『パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法』では、ヒット商品を生み出すだけでなくあらゆるシーンで活用できる「考える技術」を公開しています。また、思考法だけでなく、それを身につけるための習慣化の方法や「考える練習」についても言及しています。
たとえ役立つ思考法をインプットしても、その思考法を使う習慣をつけなければ意味がありません。そこで、柿内氏が実践する習慣化の方法や、考える練習について聞きました。
習慣化を妨げる、3つの強敵
「考える」ことに限らず、習慣化は人類の長年の課題なのかもしれません。
ダイエットをしたいからやせる習慣を身につけたいけど、ついつい食欲に負けてしまう。勉強したいけど、すぐゲームがしたくなる。家が散らかっていて整理整頓を習慣化できない。誰でもなかなか習慣化できないことがあるはずです。
習慣化には主に「3つの強敵」がいます。
・強敵1:忘れる
・強敵2:飽きる
・強敵3:頑張る
・強敵2:飽きる
・強敵3:頑張る
この強敵の存在を意識しておくだけでも、挫折が減り、習慣化を手に入れる近道になるんじゃないでしょうか。
最初の強敵は「忘れる」です。
習慣にしたいと思っていても、それをやること自体を忘れてしまうこと、ありませんか?
「忘れる」を攻略することはなかなか厄介です。僕の場合、いたって単純な方法で「忘れる」に対応しています。
「手帳、ノート、スマホにメモしておく」「習慣化したいことを紙に書き、その紙を目につくところにひたすら貼っておく」「誰か身近な人に公言して、忘れていたら指摘してもらう」などです。とにかく、忘れてしまうことを前提に、行動をするようにしています。
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