コロナ太りは「朝」で解消!腹が凹む5大秘訣 朝食、運動…「朝の過ごし方」がポイントです

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1つ目は「朝は『決まった時間』に起きる」ことです。

「体内時計をきちんとリセット」することが大切

【1】朝は「決まった時間」に起きる

私たちは日中活発に活動し、夜は休息(睡眠)をとるという生体リズム(体内時計)が備わっています。この体内時計と、食事や運動、睡眠といった生活のリズムを同調することが、肥満や生活習慣病の予防にとって大切であることが動物実験や疫学調査から明らかになってきているのです。

「時計遺伝子」のリズムに沿った生活をすると、エネルギー代謝が高まり、筋肉の合成を促進するタンパク質が増えることがわかっていますが、このリズムは、24時間よりやや長く、実際の時間とは少しズレが生じています。

このズレは「朝起きて太陽の光を浴びる」ことでリセットできます。人間には太陽の光を浴びることで、「時計遺伝子のリズム」と「地球の自転のリズム」のズレをリセットするメカニズムが備わっているのです。

例えば、休みの日などに起床時刻が数時間遅くなると、体内時計と普段の生活リズムとの間にずれが生じ、結果としてダイエットに支障を来すことになるのです。朝は決まった時間に起きて光を浴び、体内時計をリセットしましょう。

【2】「朝食抜き」はかえって太る

「動いていないから、食べる量を減らすために朝食は抜いてしまおう」と、つい考えてしまいがちですが、実は朝食を抜くと体重はかえって増加しやすくなってしまいます。これは、最近になって名古屋大学の研究チームにより解明されました。

理由は、体内のエネルギー代謝をつかさどる「時計遺伝子」と、「脂質代謝を担う遺伝子」に狂いが生じたことでした。また、活動期になっても上がるはずの体温も上がってこないという症状もありました。

つまり、朝食を抜くことで「体内時計」に異常が生じ、エネルギーをあまり消費しない体になってしまうのです。

また朝食をとらないと空腹の時間がより長くなってしまうので、その反動が昼食や夕食のドカ食いへとつながってしまう危険性も大きくなります。

「コロナ太り解消」のために、朝食は必ずとりましょう。また、朝食では、なるべく不足しがちな栄養素である食物繊維やビタミン、ミネラルを含んだ食事になるよう心がけましょう。

次ページでは「朝食」はどう食べる?
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