デキる人が「まず100案出す」を習慣化する理由

根性論では決してない、圧倒的な真実

まずはどんどん発言する。量をこなす、これが成功への近道です(写真:mits / PIXTA)
「自分が何か言っても反応が薄い」「仕事がうまくいかないけれど、どうしたいいかわからない」……。そんなもやもやとした思いを抱えている人は、「言語化する力」の弱さゆえに、日々苦戦しているのかもしれません。
相手にわかってもらう、また、自分の考えを整理するための方法を『言語化力 言葉にできれば人生は変わる』より抜粋してご紹介します。

言葉で「順位付け」をするべき理由

すぐに言葉が出てこないという人がいる。「言葉にすることがない」のではなく「言葉にすることがありすぎる」という人も多いだろう。

「何を大切にしてますか?」と聞かれても「もちろん仕事も大事だし、家族も大事にしてるし……」と大切なものがありすぎて優先順位をつけることができない。

そういう人は、「言葉で順位づけ」をすることが必要だ。

こんな訓練をしてはどうだろう。まず、思いついたことを言葉にして並べてみる。脳内でぼんやりと考えているとわからないが、紙に書くなどして可視化すれば「これはそこまで重要じゃないな」「こっちのほうが大切だな」とわかるはずだ。

1つひとつの要素を書き出して、目で見ながら自問自答をして、言葉の因数分解をしていくと、思考の輪郭がハッキリしてくる。それを1つひとつ言葉にし、具体的に検討していくことで自分にとって本当に重要なこととそうでないこと、またそれら1つひとつの重要性の違いが浮き彫りになってくる。

また、どれだけたくさん話したい内容があったとしても、全部話そうとしてはいけない。順番をつける、そしてそれ以上にある程度、割り切ることも大事だ。

例えば、映画の感想を聞かれて「あのシーンもよかったし、CGもきれいだったし、テーマにも共感できたし」などと並べ立てても、印象が薄くなってしまう。だったら1つ決めて「あのシーンはよかったです。なぜかというと~」と掘り下げて話したほうが、相手は関心を持って聞いてくれるはずだ。

次ページ「1つ決めて言ったほうが印象は強くなる」
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