「リモートだと仕事ができない人」の残念な真実 工程を少し見直すだけで作業効率は上がる
自分のやり方を一度「見直す」
地域による違いはありますが、4~6月はアサリの旬の時期であると言われています。旬のアサリを使ったパスタなどは最高ですが、パスタソースを煮詰めてしまったりすると旬の食材も台無しです。優れた料理人は、パスタのゆで具合とソースの完成のタイミングを合わせて料理を作ります。ラーメンでも、おいしいラーメン店は、麺のゆで具合に合わせて、絶妙な温度にスープを調整し、麺を入れた後は、手早くチャーシューなどをのせていきます。おいしいお店は、従業員の仕事の段取りがしっかりしています。
仕事が遅い、手戻りが発生する人に共通するのは、段取りができていないことです。そもそも、自分が今日何をすべきかさえ明確になっていない人がいます。それでは、同僚とスムーズに仕事を進めることはできません。
職場では、同僚に聞くことで、ある程度は仕事が進むかもしれませんが、テレワークではそうはいきません。職場では、上司に何度かダメ出しされながらも残業して仕事を終えることもできますが、テレワークになると頻繁に確認してもらうことは難しくなりますし、離れた環境ではコミュニケーションも難しくなります。
「テレワークでは、仕事がうまく進まないから職場に戻りたい!」
と思う前に、一度、自分のやり方を見直してみる必要があります。それは、職場ではうまく仕事ができていた訳ではないからです。気づかぬうちに相手にストレスを与えていた可能性がありますし、自分の評価を下げていたかもしれないからです。
ここで、調理器具メーカーに勤める山田さんが、新商品であるフライパンを紹介するため、ホームページのコンテンツを作る仕事を例に、やるべきことを書き出す方法を説明します。山田さんは、1歳になる子どもを保育園に預けず自分で育てるためにテレワークをしています。
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