まだまだ制限され、配慮が求められる生活が続く中、わざわざコミュニケーションを取っている相手がネガティブなことばかり言っていたら、その人を好きになり、「また会いたい」と思うでしょうか。図らずもコロナ禍で友人関係の必要性も見直されることになり、今後は互いに「この人と会いたい」「この人となら楽しく会話できる」と思える存在でいることが重要なのです。
飲食店における最低限のマナー
次に触れておきたいのは、外出と外出先での言動。飲食店やアミューズメント施設の営業再開が拡大することで、これまで以上に利用者側の姿勢が問われることになるでしょう。
まさに昨日、このようなメールが届きました。もちろん、飲食店に入るも入らないも個人の自由。第2波の不安がある反面、一概に比較することはできませんが、飲食店の来客数が通常どおりに戻った国もあるなど、「他人に感染させない配慮をする」「それを周りにわかりやすい形で見せる」というだけの話ではないでしょうか。
主なマナーとしては、「マスクをして店に入る」「入口に置かれた消毒液で手を消毒する」「できるだけ1人で行く(大勢で行かない)」「できれば横並びの席に座る」「直箸や回し飲みは避ける」「隣席が近いときはあまり話さない」「店員を大きな声で呼ばない」「店員と話すときは横を向いてあげる」「電話は店の外に出てする」「混んでいたらいったんあきらめる(行列を作らない)」「食べ(飲み)終わったら長居しない」が挙げられます。
テレワークが減り、出勤日が増えたときに気をつけたいのがランチタイム。たとえば、「昼休みに同僚数人で連れ立ってランチに行く」「そこで長々と会話を交わす」のは、やや会社の品位を落とす行為になるでしょう。現段階では、自分や同僚だけでなく、同じ店の客や店員を守る姿勢が最低限のマナーと言えるのです。
また、会社の飲み会もクラスターになってしまうリスクがある以上、開催の是非はグレーゾーン。もし飲み会を行った飲食店がクラスターとなり、社内に複数の感染者が出たら、業務にも支障が発生し、責任問題になりかねません。もし主催者になるのなら、店選びを筆頭に感染対策を徹底するのが望ましいでしょう。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら