客側だけでなく、店側からの悩み相談メールもいくつか届いていますが、その内容は実にシビアなものでした。
このようなメールが、ショッピングモールのテナント、アパレルショップ、家電量販店など複数業態のスタッフから届きました。特別定額給付金の10万円もあり、ショッピングを考えている人は多いでしょうが、飲食店と同様に購入者としてのマナーが必要。まだ平時に戻ったわけではない以上、やはり「客だから」という上から目線ではなく、感染対策に加えて「営業再開してくれてありがとう」とスタッフを気遣う優しさが必要ではないでしょうか。
実はこの1カ月間で22人もの男女から婚活の相談が届きました。外出自粛の日々が長引くほど、一人でいることの心細さを感じるのは当然であり、東日本大震災の発生後がそうだったように、今回も多くの人々が婚活を始めるきっかけになりそうです。
前述したように、人間関係を見つめ直す人が多い現在は、価値観のすり合わせがしやすく、意気投合につながりやすい婚活の絶好機。特に今回のような緊急時の価値観が一致する相手とは、危機を乗り越えやすい夫婦になれる傾向があります。実際、現在は婚活アプリなどを積極的に活用している人も多く、ポジティブな意味で“コロナ婚”を目指すのもいいのではないでしょうか。
働き方の提案を受け入れやすい時期
もう1つ、みなさんに伝えておきたいのは、ビジネスシーンでの振る舞い。私のもとには、主に働き方に関するいくつかの相談が寄せられました。
相談メールの中で最も多かったのは、この男性と同じように「元の働き方に戻りたくない」というもの。出退勤、会議、資料、ツールなど、これまでの慣習で続いていたもので、業務の遂行と収益に支障がないのであれば、この機会が会社側にそれを見直してもらうチャンスです。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら