転職時の企業選びの基準とは? 景況感改善で一部転職者は年収重視に


金融業界では、「仕事内容」が前回調査の29.9%から今回調査の40.0%に増加。さらに「年収」も前回調査の3.9%から今回調査の6.7%へと増加している。反面、「仕事のやりがい」は前回調査の19.5%から今回調査の11.7%へと減少。「長く働けそうかどうか」は前回調査の14.3%から今回調査の6.7%へと減少している。

同業内で転職を希望することが多いが、金融業界の人は特にこの傾向が強い。それが「仕事内容」重視のアンケート結果に表れている。「仕事内容」を重視するが、「仕事のやりがい」や 「長く働けそうかどうか」は妥協するということだ。もともと転職の多い業界なので、「長く働けそうかどうか」にはそれほど関心が高くないのかもしれない。

2008年のリーマンショック後に金融業界の収益が落ち込み年収も下がった。金融マンはしばらく耐えるしかなかったが、ここにきてその反動から年収重視の傾向が出てきた。

【調査概要】
・ パソナキャリアに来社した転職希望者に対してアンケート
・調査期間:2009年10月1日~10月31日
・転職する際に会社を選ぶ基準
(1)仕事内容 (2)年収 (3)勤務地 (4)仕事のやりがい (5)企業の雰囲気 (6)職 (7)長く働けそうかどうか (8)企業の安定性 (9)企業の事業内容 (10)福利厚生 (11)企業の成長性 (12)経営方針・ビジョン・経営者 (13)勤務時間 (14)企業規模 (15)企業名(知名度・ブランド) (16)研修・能力開発精度 (17)面接官の印象 (18)その他

(東洋経済HRオンライン編集部:田宮寛之)

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