婚活男性が結局「家庭的な女性」を求めるワケ 外で会っていては結婚に発展しにくい

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30箱全部片付けたら夜6時。Bさんは「私、買い物に行きます」とスーパーへ。彼はついてこない。お殿様みたいですね。彼女は、初めてのところにひとりで出かけたものだから迷子になってしまいました。Aさんに電話をかけたら迎えに来てくれたそうです。

本来だったら、1日中片付けをした後ですから、一緒に外食すればいいじゃないですか。スーパーに出かけた彼女を待っている間、彼は「片付けをさせて、買い物まで行かせちゃって、かわいそうなことをしたな」とさすがに反省したようです。

家政婦ではなく「40代のシンデレラ」

そして、2人で帰ってきて手料理を食べたら、Aさんが「結婚してください」とプロポーズ。4回目のデート、30箱のダンボールを開けて成婚に至りました。彼は「こんなに優しい人に会ったことがない」と思ったそうです。Bさんは家庭的で片付けも苦ではないし、栄養士なので料理も大好き。作ってあげることはまったく苦ではありませんでした。

結婚後、Bさんがあいさつに来てくれました。専業主婦となり朝食はもちろん、お昼はお弁当をつくって、夕食も肉料理、魚料理を含め最低5品は出すそうです。

その日も「夫の迎えがあるので」と早々に帰っていきました。食事を全部用意して、忙しい夫の送り迎えをして、旅行もなかなか自由に行けず、傍から見ると家政婦のようですが、Bさんにとっては幸せ。生活や考え方が合っているということですよね。

AさんはAさんで結婚したことで「もっと妻にお金を残してあげたい」と仕事への情熱がより一層強くなり、小さなクリニックから入院施設もある総合病院開業に乗り出したそうです。彼の年収は2000万円以上、Bさんは、もともとは年収300万円。彼女は友だちや親戚の間で有名人になったそうです。「40代のシンデレラ」と。

先日、成婚となった男性Cさんと女性Dさん。彼は初婚なので結婚に夢があったようですが、彼女はバツイチなので現実的。3回目のデートで彼の家に行き、冷蔵庫の整理をしたそうです。

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