東大生が「難しい本もスラスラ読めちゃう」ワケ 3つの「読むべきポイント」で誰にでもできる
読書の最大の敵は「わかったつもり」になること
「本を読んで、そのときはわかったような気持ちになったんだけど、実際は全然身についていなかった!」という経験、みなさんにもあるのではないでしょうか?
読書って、なかなか難しいものです。読んでいるときは「なるほど! そうなのか!」という気分になるのですが、読み終わって少し時間が経つと「……あれ? やっぱりよくわかんないぞ?」という感覚になり、結局その読書を実生活に活かすことができない。よくある話だと思います。かくいう僕も、そういう経験ばかりでした。
一方、多くの東大生は読んだことをずっと覚えていて、それを実生活に活かしています。勉強していても「ああ、これはこの前読んだ本に書いてあった」「あの本で言っていたこととこれって、結局同じことだな」と、過去の読書経験をフル活用しているのです。
この差って、一体なんなのでしょうか? 僕は、この差は「要約力」の違いから生まれると考えています。今日は、なぜ「要約力」がこの差を生むのか、どうすれば要約力を伸ばせるのかについて、「3つの視点」をご紹介しながらお話ししたいと思います。
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