「10万円」に所得制限を持ち出す人の残念な思考

「特別給付金」は堂々ともらって有効に使おう

さて、筆者自身は「10万円」を自らの「教養娯楽費」に充てる。つまり、春競馬の資金とするつもりだ(「投資」や「運用」に分類する自信は全くない)。

週末は、春のG1連戦の谷間に当たる。東ではオークストライアルの3歳牝馬戦「フローラステークス」(4月26日東京競馬場11R、距離2000メートル)、西では古馬のマイル重賞「読売マイラーズカップ」(同日京都競馬場11R、距離1600メートル)が行われる。共にG1に次ぐレベルのG2競争なのだが、少々地味だ。

西の古馬の重賞であるマイラーズカップの方が考える材料が多い。しかし、あえてフローラステークスを検討する。トライアルと呼ばれる割には本番のオークスにつながりにくいレースだし、率直に言って当てにくいレースで、過去の平均配当は重賞競争の中でも特に高い。しかし、この時期の3歳馬をよく見ておくと、個々の馬の資質や個性が頭に残って将来役に立つことが少なくない。

オークスの本命は人気薄のショウナンハレルヤ

さて、たぶん人気はないだろうが、ショウナンハレルヤを狙ってみたい。前々走に東京競馬場でいい勝ち方をしているのだが、前走のフラワーカップ(G3)では直線にひどい不利があって、半ば勝負を捨てており12着に大敗している。株式投資と同様に競馬も「実力と人気のギャップ」にこそ妙味がある。相手には、こちらもあまり人気のなさそうなフアナとウインマリリンを強調しておく。

馬券は、ショウナンハレルヤの単複をじっと持ってバリュー投資してもらってもいいし、「荒れる」との前提で、相手馬と外国人騎手(やはり上手いし本気だ)や内枠の馬(このコースは内枠が有利だ)を絡めて3連系の馬券で大穴を狙って頂いてもいい。

最後に、熱心な競馬ファンのために新刊本を1冊紹介しよう。「競馬記者では絶対に書けない 騎手の取扱説明書」(TARO著、ガイドワークス刊)の騎手観察が素晴らしい。

例えば、4月19日の皐月賞は前日の雨で難しい馬場状態だったが、福永祐一騎手騎乗のコントレイルが勝ったが、本書では、福永騎手は馬場分析が丁寧で的確であることが指摘されている。コントレイルは見かけ以上に信頼性が高かったのだ。競馬を深く楽しみたい読者に一読をお勧めする。

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