――ただ、収入が激減した人にとって10万円程度では焼け石に水ではないでしょうか。第2次補正予算で再び一律10万円、もしくは条件つき30万円給付などが必要になりませんか。
第2次補正予算の話はまだできないが、永田町には2次補正予算で「減収世帯に30万円」を主張する人がいる。しかし、そうするとやっぱり「不公平」という声が出てくるのではないか。
それに1回目は「一律」で、2回目は「減収世帯だけ」とすれば、混乱を招きかねない。感染者の状況、国民生活の状況、企業の状況をみながら臨機応変に次の手を打っていくつもりだ。
欧米は損失を補填しているわけではない
――事業者への休業補償について、政府はこれまで休業の「埋め合わせ」はしないとしてきましたが、西村康稔経済再生相は4月19日、国が自治体に配る1兆円の臨時交付金については、休業した事業者に「休業支援」として支給できるようルールを変えると明言しました。しかし、政府は依然として休業に伴う損失の補填、いわゆる「休業補償」については否定的です。
マスコミは休業に伴う損失を政府が補填するいわゆる「休業補償」に踏み込むべきだと、欧米諸国と比較しながら論じている。はっきりしておきたいが、欧米諸国は「損失の補填」をしているわけではない。労働者の解雇を防ぐため、事業者が労働者に(休業中に)払う給料について国が一定金額の「支援」をするのが基本だ。
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