心機一転で選ぶ!"プロ"が全力で推す手帳4選 非常時だからこそ「手帳の力」に頼りたい

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”手帳の達人”がすすめる手帳とは?写真は和気文具・今田里美さんの私物の手帳(撮影:今井康一)

新型コロナウイルスによる世界的パニック。在宅勤務になったり、変則的な出勤になったり、これまでとは違った生活に戸惑う人も少なくないだろう。

こういうときこそうまく使いこなしたいのが、手帳だ。メモやスケジュール管理のアプリは大変便利だが、パッと開いてすぐ確認できる一覧性や、自分仕様にカスタマイズして使える楽しさでは、手帳に軍配が上がる。

気持ちが落ち込みがちなときに、日々のあれこれを書くことで、気分が落ち着くという効果もあるだろう。

そこでおすすめの手帳と活用法について、和気文具の今田里美さんに聞いてみた。こんなときだからこそ、身近なグッズで気分を上げていきたい。

「手帳じゃないとダメ」な5つの理由とは?

和気文具は関西にある文房具店。インスタグラムで一躍、全国区となった。4年前に始めたインスタは、今やフォロワー数は14万人以上にのぼる。

フォロワー多数、和気文具のインスタグラム(写真:和気文具のインスタグラムより)

その発信者が、和気文具でアートディレクターを務める今田里美さんだ。インスタ人気から初の著書『開くたびにワクワクする 和気文具の手帳アイデア』も出した“手帳術の達人”である。

高校生の頃から日記を書く習慣があった今田さんが、手帳の活用法に目覚めたのは12年ほど前。和気文具に入社した際に、社長から、フランスの老舗文具メーカー「クオバディス」の手帳をもらったのがきっかけだった。4000円以上もする高級手帳を前に、手帳の使い方をあれこれ試してみるようになったという。

今回、今田さんに、使用済みの手帳を持参してもらった。見ると、サイズも形もバラバラだ。ただ、最初のページに大きな文字で目標が書かれていたり、マスキングテープや付箋、マーカーを使うなど、工夫が凝らされていて見ているだけで楽しい。

次ページあえてアナログな手帳を使う魅力的な5つの理由
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