スケジュールアプリでなく、あえてアナログな手帳を使う理由は何なのか? 今田さんによると、次の5つの魅力が大きいという。
② ブツブツ言いながら書いても文句を言わずに全部聞いてくれる
③ 思考の手助けをしてくれる
④ 自由にレイアウトできる
⑤ サッと書けて、パラパラっと見返す(検索する)ことができる
この5つのポイントを満たすとなると、手帳というより“何でも帳”みたいな感じだろうか。
自分の思いどおりに使える究極の手帳術
実際、スケジュール表の書き込みは最低限で、ノートとして使えるフリースペースにたくさん書き込めるタイプが、自分には使い勝手がいいという。
「仕事しながら、“これ、覚えとこう”だったり、“次はこうしよう”や、“このアイデア使えそうや”とか、いろいろ思いつくことがありますよね。そういうメモを書き込めるよう、ノート部分が厚い手帳を選ぶようになりました」
今田さんがこの10年でじっくり使った手帳は15種類ほど。その手帳遍歴を経てたどり着いたのは、「バレットジャーナル」と呼ばれる手帳術だという。
これは、真っ白なノートに、カレンダーやタスクなどを箇条書きにして、自分で手帳を作り上げていくという方法。ニューヨークのデジタルプロダクトデザイナー、ライダー・キャロルの発案で昨年、『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』という著書も発売されるなど、話題になっている。
【ノートを自分で手帳のように使うバレットジャーナルの一例】
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