心機一転で選ぶ!"プロ"が全力で推す手帳4選 非常時だからこそ「手帳の力」に頼りたい

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今田さんオススメの手帳たち(撮影:今井康一)

「手帳を買うときはやる気満々だけど、いざ使いはじめると思ったように使いこなせない……」とお悩みの人もいるだろう。

「字が汚くて手帳をきれいに使えないと悩まれている方もいます。でも他人が見るものではないので、自分が判読できればいいんですよね。字が下手でも、ゆっくり丁寧に書くことを意識されると見やすくなります。

手帳の空きスペースが気になる人もとても多いですね。スケジュールだけだとどうしても余白が増えてしまうので。もっと手帳を活用したい人は、仕事でも生活回りのことでも、目的(やる意味)、目標(目指すゴール)、計画とタスク、振り返り、改善点などをメモしてみてください。その繰り返しによって、成長することができます。

そこまで大事なことじゃなくても、ふと思いついたことやその日気になったことをメモするだけでもいいんです。“お昼にどこで食べたラーメン”はおいしかったとか、“取引先にかわいい子がいた”とか(笑)。疲れた日は、ただ“疲れた”とだけでも書いておくと、このときしんどかったなぁと後で振り返ることができます。

私はこの前、手帳で元日を見返してみたら、家族でお好み焼き食べてボウリングに行ってるんです。もともとお好み焼きの頻度は高いんですけど、元日にお好み焼きって! どんだけ好きなんや?って思ったり。いろいろ書いてるうちに自分のことがわかってきて面白いですよ」

今、何を記録に残すか

手帳とは切っても切れない日々を送る今田さん。彼女にとっていちばん思い出深い手帳はどんな手帳なのだろう?

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「あえて選ぶとしたら過去に捨ててしまった手帳ですね。どんなことを書いていたのかすごく気になるので。それから手帳は絶対に捨てないようにしています」

手帳に書き留めておきたいのは、楽しいことだけとは限らない。予測不可能な出来事が頻繁に起きる時代だからこそ、しっかり記録したいこと、記憶に残したいこともある。手帳なら、電源がなくても大事なことをどんどんメモして、すぐに見返すことができる。どこでも持ち運び可能なアナログの手帳こそ、これからの時代に役に立つのかもしれない。

樺山 美夏 ライター・エディター

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かばやま みか / Mika Kabayama

リクルート入社後、『ダ・ヴィンチ』編集部を経てフリーランスのライター・エディターとして独立。主に、ライフスタイル、ビジネス、教育、カルチャーの分野でインタビュー記事や書籍のライティングを手がける。

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