「調整仕事」を任される20代社員に必要な視点 GO三浦崇宏が語る「最適解を見つける」重要性
ダウンタウン浜田雅功さんが優しい言葉を投げかける出前館のCMや、朝日新聞朝刊に全30段で掲載された『新聞広告の日プロジェクト 朝日新聞社×左ききのエレン Powered by JINS』、三陽商会のオーダースーツブランド『STORY & THE STUDY』の新規事業立ち上げなど、既存の広告・PRの枠にとらわれない話題のプロジェクトを数々実現してきたThe Breakthrough Company GO。
同社の代表取締役兼PR/CreativeDirectorを務めるのが、三浦崇宏さんだ。気鋭のクリエーターとして注目されると同時に、働く人の悩みをズバッと解決する清々しい発言が、若手ビジネスパーソンからも支持されている。
初の著書『言語化力(言葉にできれば人生は変わる)』(SBクリエイティブ)も発売前から予約でAmazonのビジネス書ランキングで1位になるほどの人気ぶりだ。
「調整仕事をなめるな」
そんな三浦さんの下記のツイートが昨年、SNS上で話題になった。
「仕事が調整ばかりで技術が身につかない」っていう人生相談を受けたんだけど、“調整”をナメたらダメだ。調整は利害の違う人間どうしのモチベーションをマネジメントするというものすごく重要な専門技術だからね。SEやデザインの技術は古くなるかもしれないけど調整は永久不滅に必要なスキルだよ。
— 三浦崇宏 GO (@TAKAHIRO3IURA) November 18, 2019
社内会議のセッティングに、取引先との打ち合わせ……、20代のビジネスパーソンが“調整仕事”を先輩や上司から任されるケースは多いだろう。
中には、「会議に参加するメンバー全員の要望を聞いてスケジュール調整をして、資料を整えていたら、あっという間に1日が終わってしまった」なんてこともあるかもしれない。
そんな時にふと頭を過ぎるのが、「調整仕事って、何の役にたつの?」という疑問。
もっと確かなスキルが身に付く仕事をした方がいいのではないか。
このまま調整仕事ばっかりしていていいのか……。そんな焦りを感じたことがある20代もいるはずだが、三浦さんはそんな20代に対して「調整仕事をなめるな」ときっぱり喝を入れた。その理由とは……? 20’s type編集部は、三浦さんのもとに話を聞きに行った。