「エラリアン前CEO辞任、大きな驚き」 米債券運用大手、PIMCOのホッジCEOが明かす

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3月15日、独紙によると、米債券運用会社PIMCOのホッジCEOは、前任のエラリアン氏(写真)の突然の辞任表明には全社員が驚いたが、業務引き継ぎは迅速に進んだとの見方を示した。写真は昨年4月、ビバリーヒルズで撮影(2014年 ロイター/Fred Prouser)

[フランクフルト 15日 ロイター] -米債券運用会社パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー(PIMCO)のダグラス・ホッジ最高経営責任者(CEO)は、前任のモハメド・エラリアン氏の突然の辞任表明には全社員が驚いたが、業務引き継ぎは迅速に進んだとの見方を示した。

15日付の独ビルト・アム・ゾンターク紙が報じた。

ホッジCEOは「エラリアン氏の辞任は非常に個人的な決断によるもので、その表明はわれわれ全員にとって大きな驚きだった」と述べたという。

エラリアン氏はビル・グロース最高投資責任者(CIO)の有力な後継者と目されていたが、1月に辞任を発表。3月半ばにPIMCOを退社する予定だ。

ホッジCEOによると、エラリアン氏の辞任は同社の43年の歴史で3人目のトップ交代だという。CEOは「当社には常に、後継者に関するプランと強力なチームがある。エラリアン氏の仕事を社内で迅速に引き継ぐことができたのはそのためだ」と述べた。

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