京王線の特急停車駅高幡不動から分岐する動物園線の終着駅。駅名になっている多摩動物公園のほか、鉄道ミュージアムの「京王れーるランド」、屋内レジャー施設「京王あそびの森 HUGHUG(ハグハグ)」などが駅前にあり、行楽地の最寄り駅である。
ただ、多摩都市モノレールが高幡不動駅と多摩動物公園駅を並走するようになってから、中央大学など学生利用がモノレールに転移して、利用者数が低迷している。「たまどう」という愛称で呼ばれている。
路線は短いが駅名は長い
京王線の東府中駅から1駅だけ延びる支線。
1㎞にも満たないミニ路線であり、平日の朝のラッシュ時を過ぎると夜までほぼ20分ごとの運転にもかかわらず複線である。
競馬開催時は混雑するが、それ以外は閑散としている。京王線の府中駅まで徒歩圏内なので、地元の利用者が多くないのもうなずける。「けいばせいもん」「せいもん」といった略称がある。
京王線の世田谷区内の駅で、2面2線という小さな規模の構内にもかかわらず、利用者が多く、準特急の停車駅である。
昭和の時代から変わることのない地上駅で駅の脇が踏切という今となっては珍しいスタイルは、ある意味、都内では貴重な存在となりつつある。大規模ショッピングセンターはなく、小規模の店舗が並ぶ商店街も昔ながらでノスタルジックな雰囲気だ。
小田急線に千歳船橋駅があるので、「ちとせ」とは略さず、「からすやま」、あるいは「ちとから」という愛称も使われている。
京王電鉄には、このほか分倍河原、高幡不動、平山城址公園、京王多摩センターといった長い駅名があることを付記しておこう。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら