これが山を拝める日本の車窓ベスト10だ! 新幹線からローカル線まで読むだけで旅気分

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北陸新幹線から眺めた立山連峰の車窓

夏休みが近づき、山や海へ出かけようと計画している人も多いことだろう。中には「忙しくて休みどころではない」という人もいるかもしれない。せめて、列車の車窓からでも夏らしい気分を味わえないかということで、雄大な山を眺められる車窓ベスト10を選んでみた。

上位は中部山岳地帯をめぐる路線

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2015年春に開業したばかりの北陸新幹線。長さ20キロメートル以上にもおよぶ飯山トンネルをはじめ、トンネルが多いけれども、地上区間から眺める山の車窓では特筆すべきものがある。というわけで、第1位には、北陸新幹線を挙げてみた。

1位:北陸新幹線~立山連峰、北信五岳、浅間山

いわゆる「長野新幹線」と呼ばれていた長野までの区間では、浅間山が見えることで知られていた。それを序奏とすると、長野―飯山間では、北信五岳をはじめとする北アルプスの雄大な眺めが左に見えている。そして飯山トンネルなど長大トンネルをいくつも抜け、日本海側に達すると、今度は立山連峰が富山に到着するまで存分に見えるのだ。

新幹線で、これほどまで雄大な山並みが眺められるとは、乗ってみるまで想像だにしなかった。今年の夏は、車窓を楽しみながら、ぜひ北陸新幹線で北陸各地に向かおう。

2位:大糸線~北アルプス

山の車窓で有名な路線といえば、定番はJR大糸線。松本から北に向かう車中で、北アルプスの山々が次々と登場し圧巻だ。普通列車は意外に混雑し、思うような席に座れないかもしれない。臨時で走る中央線からの直通特急列車のほうが落ち着いて車窓を楽しめると思うが、いちばんの狙い目列車は、「リゾートビューふるさと」だ。展望席もあるし、各種イベントもあるので観光には最適であろう。

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