日経平均が2万4270円を楽々と突破する理由

カリスマ投資家は年末年始相場をどう見る?

【12月14日 土曜日】日経225先物は、100円安の2万3860円、NYダウは、3ドル高の2万8135ドル。1ドル=109.34円、1ユーロ=121.55円、1ポンド=145.78円と円安進む。早いもので、2019年(令和元年)もあとわずかとなった。今年の大納会は、12月30日月曜日。そして、12月26日木曜日は、日経平均株価の勝率ベスト4位(勝率75%、18勝6敗)と上昇しやすい特異日だ。26日の売買は受け渡しベースで年内最終となり、27日の売買から受け渡しが2020年1月6日の大発会となる。26日は年内最後のひと稼ぎとなるかどうか?

日経平均株価は、ここにきて1年2カ月ぶりの2万4000円台を付け、年初来高値を更新してきた。しかし2万4000円台は、このところ大きな節目となっている。1回目は2018年1月23日に付けた2万4124円を高値に、跳ね返された。2回目は同年10月2日に付けた2万4270円を高値に、同12月25日の安値である1万9155円まで3カ月足らずで5115円も下げた。今回は3回目の2万4000円台からの上値トライとなっている。

「日銀短観悪化でも株価上昇」なのが投資の難しい所

私の今後の日経平均株価の見通しは、上述の高値2万4270円(2018年10月2日)を上抜けると見ている。その理由は、世界的な懸念事項であった2つの問題が前向きに動き出すことになったからである。具体的には、3年も動かなかったブレグジット(英国のEU離脱)問題が、総選挙により、2020年1月にもEU離脱へ動き出すことになったこと。もう一つはもちろん米中貿易交渉。アメリカの関税率引き上げ第4弾撤回で、「第1段階の合意」となったからである。また、同年11月に控えている米大統領選挙で再選をしたいトランプ大統領は、さらに悪い状況にはしてこないのではないかと見ているからである。

日銀が12月13日に発表した12月の全国企業短期経済観測調査(短観)で、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)「良いと答えた企業の割合から悪いと答えた割合を引いた値」は、4期連続悪化でDIがゼロと9月の前回調査から5ポイント悪化した。本来ならばとても株が上がるような状況ではないような気もするが、それでも上昇しているところが、株式投資の難しいところではないだろうか?

次回は年明けとなるので、ちょっと早いですが、メリークリスマス&良いお年を!

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