「早朝から風船を売る」遊園地の"うまい戦略" 売れるはずのないものをあえて売る?

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大人も子どもも楽しめるテーマパーク(写真:furuken/PIXTA)
皆さんはディズニーランドやユニバーサル・スタジオといったようなテーマパーク、遊園地はお好きですか? 遊びに行ったことがあるという方はたくさんいるのではないでしょうか。
楽しい思い出を作れるすてきな場所ですが、テーマパークには遊んでいるだけではなかなか気づかない「謎」がたくさん隠されています。言われてみると「なぜ?」と思うようなことばかり。その、「なぜ?」の理由を知れば、テーマパークで遊ぶことがますます楽しくなります。
1年に何回も遊びに行くという方も、久しぶりに遊びに行くという方も、これから一緒にテーマパークの「なぜ?」を解き明かしていきましょう。

なぜ朝から風船を売っているのか?

皆さんはテーマパークに入ったら、入り口ですぐに風船を売っている光景を目にしたことはないでしょうか。風船を売っていること自体は不思議ではないと思います。ただ、テーマパークでは“朝から”風船を売っています。これは不思議ではありませんか?

当記事は「週刊女性PRIME」(運営:主婦と生活社)の提供記事です

朝から風船を買ってしまうと、これから1日遊ぶのに邪魔になるはずです。持っていなければ飛んでいきますし、風船を持ったままジェットコースターなどには乗れません。ということは、朝から買う人はほとんどいないですよね。

すなわち“売れるはずのないものをあえて売っている”のです。しかし、子どもは風船を見ると1日遊ぶという都合は関係なしに、親に対してこう言います。

「ねぇ、お母さん、風船買って!」

「パパ、風船欲しい!」

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