新百貨店モデルの成功なるか--オープン近づく大丸・心斎橋北館の秘策
心斎橋店北館の売り上げ目標は250億円(来2011年2月期、今期は期半ばの開店のため)。譲渡前のそごう心斎橋店は年商で400億円弱を売り上げていたが、それでも赤字だった。J.フロントはそれを250億円でも黒字にできるスリム経営を構築する。こうした体制づくりに加え、新たな顧客を取り込むことで売り上げを伸ばせるかどうかが注目されるところだ。
大阪は「2011年百貨店戦争」といわれるように、今後百貨店のリニューアル、新設、増床が相次ぐ。すでに9月には、H2Oリテイリングの梅田本店の第1期棟がオープンするなど、商戦の火ぶたは切られた。関係者は大丸の心斎橋店北館の開店に熱いまなざしを向けている。
(福井 純 =東洋経済オンライン)
■写真は9月に大阪の「イオンモール堺北花田」にオープンした「FREE'S MART」。
百貨店出店は初となる
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