水を飲んで「体調を崩す人」「健康になる人」の差 「キンキンに冷やした水」はむしろ体に悪い

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ゴクンを勢いよくする場合は4回まで。それ以上は身体が重く感じたり、だるさを感じたりするので、勢いで飲むのは控えましょう。身体を潤す量だけ飲んでスマートに。「喉が渇いた」がバロメーターではなく、水分不足予防のために身体の要求を意識して飲み続けると、潤いを感じられる身体になると思います。

サボテンのように、水を吸収する

水を飲むとき、歩きながらや立ちながらより、座って、常温かそれ以上の温度の方が身体に浸透しやすいです。水のアクセルとブレーキを巧みに使いこなし、サボテンのように的を射た水との付き合い方を心がけたいものです。

水を飲むといいますが、水は“食べる”ほうがよかったりもします。スイカとかきゅうりといった野菜やフルーツ類に含まれる水分は、植物の自然のフィルターを通っていて、生きた養分が含まれるので飲み水より身体によかったりするのです。さらに液体の水より体内滞留時間が長いので効果的。

オススメの飲み方

ここで試していただきたい飲み方を紹介します。
①口に一口水を含んで、しばらくクチュクチュしていると水の味や舌触りが変化するので、それが感じられたら吐き出してください。
②もう一口水を口に含み、それもクチュクチュします。
しばらくして甘みが出てきたら(水が冷たい場合は体温程になったら)飲み込みます。
③この工程を終えてから、いつもどおり水を飲んでください。

こうすると吸収率が高まるので、僕は毎日やってます。そして、身体の不調を感じている人に僕が必ず勧めているのが朝のお湯。夜寝る前になるべく良質な水を沸騰させて魔法瓶に入れて枕元に置いて寝る。朝、目が覚めたらまずそれを飲んでまたベッドにまた横たわる。これを繰り返すと消化最終段階のプロセスに熱が入り、快便が促され快調に1日を始められます。

お湯飲んでから寝るのも効果ありです。熱いお湯をゆっくりお腹に熱を感じられるくらいまで飲んで寝ると、朝起きたときに肌の潤いや皮膚筋肉の弾力性が感じられる、気持ちいい習慣です。

水の飲み方もいろいろです。どれが正しいか? ではなく、自分で試してみて、体調や気分が高まる飲み方を見つけて、日常生活に生かしてみてください。「水を飲む」なんて毎日のことなので、1週間でも違いを感じられるし、1カ月、1年続けたらどんな改善を感じられるか?

豆知識持って、楽しく水を飲んで健康になってもらえたらいいですね。

 

Rip Zinger(リップ・ジンガー)/1974年、東京生まれ。SKATE&SNOW&SURFを求めて世界中を旅してきたフォトグラファー。今はカリフォルニアに拠点を置き、これまで刺激を受けてきたカルチャーとWELLNESSをクロスオーバーさせる促進運動に励む。
「OCEANS」編集部

メンズファッション&ライフスタイルの情報誌『OCEANS』は、 “37.5歳”をキーワードにした独自の切り口が支持を集め、2006年の創刊以来、多くの読者にご愛読いただいています。2017年1月にはデジタルメディアを大幅リニューアル。ファッションはもちろん、毎日の“オッサンライフ”をもっと楽しくするハウツー情報の配信だけでなく、「対話するWEBマガジン」をテーマに、スナップ、動画、イベントなども展開していきます。

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